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抗がん剤による脱毛防止装置販売権をリーブ21が取得

8 月 4th, 2009

 発毛専門会社でおなじみのリーブ21が、脱毛防止装置販売権を取得した。これは、抗がん剤の副作用による脱毛を緩和、防止する技術で、被験者の94%に効果があるという。

 開発元はスウェーデンの医療機器メーカー・ディグニターナで製品名は「ディグニキャップ」。シリコン製のキャップで頭巾のような形状をしており、ここに冷却装置が繋がる仕組み。どのように脱毛を防止するのかというと、考え方はとても簡単。抗がん剤の成分が血流に乗って頭皮の毛包に届くのを、頭を冷やして血流を悪くする事で抑えるというもの。「ディグニキャップ」は頭皮を均一に冷やせるのが特徴。キャップに作られた溝の中を冷却液が均一の速度で流れるように設計されているのだ。

 この「ディグニキャップ」はすでに北欧を中心に75の医療機関に納入実績があり、国内で実施した済生会滋賀県病院での治験では、被験者65人のうち94%に効果が確認できているという。

 早く日本にも導入されて、抗がん剤による脱毛に悩む人(特に女性)に届く事が期待されます。 


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